なぜパワハラ上司が大量発生しているのか??
1500万円セミリタイアを目指す現代版の奴隷です。僕は現在の会社は2社目になるのですが、1社目の会社にも2社目の会社にも、パワハラ上司って現れる事に疑問を持ちました。
さらにブログやYoutubeで検索してみると結構、上司がうざいとか、パワハラ上司ってワードであったり、日本全国いたるところに湧いて出てくるような現象が起きているのです。これって不思議に思いませんかね?
もしかしたら、パワハラ上司というのは、パワハラ上司になってしまうもの。と考えてみたら、なぜ全国的に大量発生しているのか分かるかもしれません。
パワハラ上司になってしまう原因
もしかしたら、会社のパワハラ上司は未来の自分かもしれない。彼らはパワハラ上司になりたくてなっているのではないのかもしれない。全国でこんなにも大量発生しているという事は何が彼らをそうしているのか。原因を考えていきたいと思います。
人生への絶望感
僕の想像するパワハラ上司は大体40代に多いように感じています。彼らの生活パターンから考えてみましょう。40代サラリーマンというと、社会人を約20年以上経験してきた人になります。さらに独身か結婚しているという条件になります。
20代の頃は社会人になりたてで未来に希望をもっております。30代から社会の理不尽さや周りの差などが見えてきてしまい、ラストチャンスの光を追っている状況ともいえるでしょう。そして、僕もラストチャンスを追う層の一人です。
40代というと、20代・30代に何者にもなれなかった自分というものがあり、会社では責任だけが重くのしかかる。給料は伸びないのに、定年はどんどん伸びてきており、まだ20年~25年と働かなくてはいけないという絶望感。さらに45歳以上リストラという言葉がでてきて昨今、会社での自分の居場所すらも危うくなってきている。という現状。
かつ、結婚していない場合は周りの友人が結婚しており、孤独感にさいなまれる。平凡なサラリーマン生活を送ってきて、色々と挑戦したけどダメで何者にもなれなかった自分、それを守るのにも必死な現状、下から突き上げられて、社長など上司の目にビクビクした生活。
既婚者も結婚生活がうまくいっていない場合は、独身者よりも家族を守るというプレッシャーや嫁からの圧力など、さまざまなストレスが付きまとってくるでしょう。さらに40歳から何かに挑戦しようという欲望すらも今までの失敗してきた経験から「どうせ、やってもダメだ」なんて諦めてしまいそうな声が聞こえてきそうです。
心が灰色になった彼らはパワハラ上司に変貌する
自分の居場所のなさ、自分の未来への絶望、責任だけ問われる毎日、周りとの比較、心が完全に灰色になったサラリーマンは、まるで魔法少女が魔女に変わってしまうかのように変貌する。(勝手な妄想)
威圧的な態度(20代30代の夢見る若者に舐められたくない)
「そんなこともわからないのか?」
「俺が若い時は、、、(自慢)」
内心では、こいつたちはまだチャンスがあって自由の扉へのチャンスが山ほどある。うらやましい、さらに、若手ができる奴だと自分の居場所がなくなるので潰しておきたい。こいつらのミスのせいで自分の責任にされると思うと腹が立つ。「俺に迷惑かけんなや」という心理が働くのも無理ないのではないでしょうか。
もう一度言う。
そう、彼らは、かつては将来の成功に夢見る20代30代の魔法少女と同じだった。でも、人生の世知辛さや自分の限界、周りとの差を痛感してしまい。魔女に変わってしまった。人生が生み出してしまった呪い。それが、パワハラ上司というものなのかもしれない。
もし僕たち20代30代層も成功できずに、このまま40代になってしまったら、僕も夢だったセミリタイアが達成できずに会社に40歳まで生き残り続けていた時に20代30代の奴がいたら、パワハラ上司に変貌しているかもしれない。だから、社会の呪いにかからない。ずっと魔法少女でいるためにも、今を頑張ろうじゃないか。
ありがとうございました。